― 移住希望者と地方在住者をマッチングする新しい結婚支援策 ―
一般社団法人日本婚活支援協会(所在地:東京都港区、代表理事:後藤 幸喜)は、移住先と結婚相手を同時に紹介する「移住婚」の提携先(受け入れ自治体)として、令和5年9月より千葉県大多喜町の受け入れが開始したことをお知らせします。
■「移住婚」の特徴
・移住希望者と地方在住者をマッチング
・コロナ禍で高まった若者の地方移住を後押し
・オンランを活用してマッチング、面談(お見合い)
・移住しても結婚できるか不安といった悩みを解消
・地方の男女比(女性不足)による結婚難を改善
・高齢化、後継者不足といった自治体の課題を解決
・移住希望者は登録費無料、自治体は低コストで導入可
■取り組みの背景と目的
全国の都道府県をはじめ、毎年多くの自治体が少子化対策の一つとして結婚支援事業を行っています。ただしその効果は限定的で、特に人口減少や若者が流出している地方では「婚活イベントは企画しても参加者が集まらない」「知り合いに会うか心配」「同じ顔ぶれ」「そもそも地元に独身女性が少ない」といった問題があり、特に男女比の広がりは自治体単独では解決できず、地域外から呼び込む施策が求められています。
「移住婚」は、都市部から地方に移住を希望したい独身者に無料で結婚相手と移住先を同時に見つけることをサポートする取り組み。登録者に受け入れ自治体を紹介するとともに、結婚後の働き方や子育て環境など、地方でのライフスタイルの選択肢を都市部の独身者に提案します。また、受け入れ自治体には地元の独身者に結婚相手選びの可能性を広げ、人口減少に少子高齢化など、自治体が抱える課題の解決策として、移住・定住促進事業と結婚支援事業を同時にサポートします。
■都心から70分、豊かな自然に囲まれたまち
千葉県房総半島のほぼ中央に位置し、大多喜城の城下町として長い歴史と伝統を持ち、関東一遅い紅葉として知られる養老渓谷をはじめ豊かな自然に囲まれた内陸の町「大多喜町」が、9月から 新たに移住婚の受け入れ自治体に加わります。東京駅から高速バスで約70分、都心の通勤圏内で市街地には生活に必要な施設が揃っています。田舎と都会どちらの良いところも感じられるまちです。
▼移住婚の流れ
1. 応募者の受付(婚活協会がホームページで募集、 受付)
2. 応募者の紹介(応募者の情報を移住希望先の自治体に紹介)
3. 登録手続き(自治体からプロフィールの作成手順を案内)
4. マッチング(オンラインでお相手のプロフィールを紹介)
5. 面談(担当者を仲介役としてオンラインで面談・お見合い)
6. お返事の確認(交際進展時は連絡先の交換 *または4から再開)
7. 交際 ⇒ 結婚(交際期間中・移住に関するフォロー、結婚・移住)
都市部で結婚を希望している独身者に結婚相手と移住先を同時にお世話するこのシステムは、結婚支援から移住・定住促進、観光PRを兼ねます。2020年8月の募集開始からこれまで760名を超える移住&結婚希望者のご紹介を行っています。申込者は北海道から九州まで、全国から届いています。(割合:女性7対男性3)
「移住婚」の概要
・対象者:結婚を機に地方移住を希望したい独身者(男女)
・対象年齢:20歳~50歳位まで(男女)
・費用:無料
【現在の受け入れ自治体】
京都府(全市町村)、美幌町(北海道)、会津若松市(福島県)、大多喜町(千葉県)、氷見市(富山県)、駒ヶ根市(長野県)、朝日村(長野県)、山ノ内町(長野県)、宮田村(長野県)
■「移住婚」WEBページ
https://konkatu.or.jp/ijukon2020/
■自治体からのお問合せ先(資料請求窓口)
https://konkatu.or.jp/contact/
『本気で結婚したい!』と考えている独身者たちが安心してパートナーと知り合い、自分たちの家庭を持つことができる未来のために、行政や自治体に代わり手作りな婚活イベント・お見合いパーティー・婚活セミナー等の結婚支援を行っている非営利団体です。また全国の自治体・団体・企業向け「婚活イベント」プロデュースの他、「婚活セミナー」「親御さん向けセミナー」「自治体担当者向け、効果的な結婚支援の方法」等の講演、講師派遣を行っています。