(2017年9月30日までの登録分)
親に対する電話勧誘や家庭訪問が増加!
独立行政法人国民生活センターによると、全国の消費生活センターには、親に結婚相手の情報提供をしたり子どもの代理としてお見合いするなど、子の結婚に親が関わることのできるサービスでトラブルに発展する割合が年々増加しているとして注意を呼びかけています。
「子が結婚しないのは親の責任」と訪問した業者に迫られたものや、「子に話すと反対するから内緒にするように」等、結婚の当事者である子にきちんと説明等をしないままに、契約をさせる業者とのトラブルも多くみられるということです。
※具体的な事例を下記に転記します。(国民生活センター:2017年10月19日:公表より)
親が親名義で契約するケース
- 母が業者から、この契約を当事者である子や周囲に秘密にするようにと言われた
- クーリング・オフを申し出たところ、返金はしないと言われた
- 来年までに結婚させると勧誘され契約したが、誰も紹介されないので解約したい
- 「娘に内緒で親が入会するように」という母への執拗しつような勧誘をやめさせたい
親への勧誘がきっかけとなり、子の名義で契約するケース
- 勧誘時の話と違うので解約を申し出た。違約金は約18万円だと言われ納得できない
- 国内でお見合いしたがうまくいかず、海外のお見合いを勧められたが断りたい
- 事前の説明無く、国際結婚の成婚料として突然約250万円の請求をされた
まずは子世代の結婚事情を理解しよう!
国民生活センターでは「子どもとのコミュニケーションを十分に取る」などの対策を呼び掛けていますが、結婚に苦労しなかった親世代と今の子世代ではそもそも時代背景が異なります。婚活協会では、トラブルや詐欺被害を未然に防ぐために、子世代には当事者として現代の結婚についての正しい知識を学ぶこと、また親御さんは親の立場として子世代の結婚事情を理解することからご提案しています。
ご本人向けには毎月行っているセミナー(婚活カフェ)にて、また独身者の子を持つ親御さん向けには個別相談会(平日・週末問わず)を通年行っています。結婚しないお子さんを持って悩まれている親御さん、結婚相談所の勧誘でお困りの方、お見合い業者選び・費用で悩んでいる方などに、当協会では第三者目線でアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談・ご利用ください。
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