「マッチングアプリに登録してみたいけど、危険じゃないのかな…」
「利用が怖い。安全なマッチングアプリはどうやって選べばいいの?」
このような懸念、不安を感じている方もいるでしょう。実際にマッチングアプリを使って「嫌な思いをした」人や、「危険な目にあった」人も世の中にはいます。しかし反対に、アプリを使って安全に出会いを探し、素敵な相手を見つけられたという人も沢山います。
この記事では、「マッチングアプリは危ない」と言われる理由や、要注意人物の見分け方、安心して利用できるアプリの選び方を紹介するので、これからアプリを活用しようと考えている方の参考になればと思います!
マッチングアプリは危ないって本当?危険性があると言われる理由3つ
マッチングアプリについて調べていると「危ない」「変な人がいる」のような情報を目にすることもあるでしょう。はじめに「マッチングアプリには危険性がある」と言われる3つの理由を紹介します。
- 怪しいサイトやほかのアプリに勧誘される
- お金を騙し取られる
- 個人情報が流出する
上記はあくまで「可能性がある」というポイントですが、実際にアプリを利用するとどのようなトラブルに遭遇しうるのか、以下で詳細を確認してみてください。
1.怪しいサイトやほかのアプリに勧誘される
1つ目のリスクは、マッチングした相手に怪しいサイトやほかのアプリに勧誘され、高額な利用料などを請求をされたり、望んでいないサービスへ加入させられたりするケースです。
このケースでの常套手段としては、アプリ上のメッセージ機能やLINEでやり取りをしている最中に、相手からほかのサイトへ遷移するURLが貼られ登録を促されます。「こっちのサイトでやりとりしましょう」といった文句が出てきて、怪しいサイトやアプリに勧誘された際は非常に警戒すべきです。
実際に、国民生活センターに相談のあった事例を紹介します。
婚活アプリで知り合った男性に出会い系サイトへ誘導され、チャットルームでやりとりするための手数料などとして高額な費用を支払わされた。騙されたと思うがどうしたらよいか。
出会い系サイトへの相談事項 | 国民生活センター
安全対策されているマッチングアプリは、メッセージ機能上で他サイトのURLが送信できないように設定してあります。しかし、個人の連絡先を交換した後に、LINEやメールで勧誘された場合は止めてくれる人はいません。
そもそも、出会いのための連絡を取り合うだけであれば、他のツールへの誘導をする理由は特にないですし、サービスによってはこうした誘導行為自体が規約違反です。こうしたケースに遭遇したら自己判断せず、知人に相談したり、アプリの運営元への問い合わせなどを徹底しましょう。
2.お金を騙し取られる
2つ目のケースは、マッチングアプリで出会った相手にお金を騙し取られるケースです。たとえば、以下のような流れでお金を騙し取られてしまう場合があるでしょう。
- 「お金を貸してほしい」と頼まれ、貸した後に行方をくらまされる
- 詐欺グループの仲間が経営する店に連れて行かれ、飲食代の「ぼったくり」に遭う
- 投資やビジネスなどの怪しい副業に誘われ、高額な入金費用を求められる
このように、様々な手口で相手を騙そうと考えている人間がネットにいます。お金を騙し取る目的の人に出会った場合、メッセージ交換や会話をするなかで「怪しい」「ヘンだ」と感じる点がでてくるはずで、その感覚は往々にして正しいはずです。
前項でも触れた、偽のサイトに誘導しクレジットカード情報を入力させて個人情報を盗む、「フィッシング詐欺」にあう場合もあります(フィッシング詐欺にあってしまったときは、最寄りの警察署や各道府県警察のサイバー犯罪相談窓口に相談してください)。
相手にお金の話をされたら、どれだけ魅力的な相手であっても以後、関わるのをやめましょう。深い仲になっていない相手に対して金銭の絡む話をしてくる時点で、犯罪者でなかったとしてもロクな人格は持っていないと考えるのが賢明です。
3.個人情報が流出する
3つ目のケースです。各マッチングアプリのセキュリティ性がしっかりしていても、利用の仕方によっては、自分のLINEのIDや電話番号・メールアドレス・住所…など、個人情報が流出する危険性があります。
マッチング相手と他愛もない会話をするなかで個人情報を聞きだされ、外部に販売されるケースもあるようです。また、「1.怪しいサイトやほかのアプリに勧誘される」で解説したのと同様のケースで、無意識にパーソナルな情報を送信してしまうこともあります。
親しくなっていないのに本名や連絡先を聞かれるなど、少しでも怪しいと感じる相手とのメッセージには要注意です。加えて、一見して個人情報に当たらないような情報であっても、他人に教える場合は細心の注意を払いましょう。以下の例のように、何が危険人物による身元特定の足掛かりになるかわかりません。
住所や名前、メールアドレスなどの個人情報を投稿していなくても特定されることがあります。
インターネット安心安全ガイド スマートフォン編 | @T COM
- 外出先で、「私は今ここにきています」と今いる場所を投稿すると、今現在あなたのいる場所が分かります。
- 「このお店にいつも来ています」と店を判別できる投稿は、その店に行けばあなたに会える可能性が高いことが分かります。
- 「さっき雷すごかった!」などの投稿は、大まかではありますが、あなたがどの地域に住んでいるかが分かります。
- 自宅の窓からの風景写真は、写っている建物とその向きなどによって、あなたの住んでいる場所が分かる可能性があります。
- 学校や職場で撮影した写真は、制服や校舎・建物などから、あなたがどこに所属しているのかが分かります。
マッチングアプリに潜む要注意人物一覧|危険な男性・女性の特徴とは
アプリの会員は真面目に出会いを探す人ばかりですが、危険な男性や女性も潜んでいます。
ここでは、マッチングアプリに潜む要注意人物と特徴について解説します。
ヤリモク・遊び目的の人
マッチングアプリには、体の関係だけを目的とするヤリモクや遊び目的の人がいる場合があります。「一晩だけ遊べる相手を見つけたい」「恋人はいるけれど都合の良いときだけ会える相手が欲しい」などと考えているのでしょう。
ヤリモクや遊び目的の人には以下のような特徴があるため、直接会う前に見極められます。
- メッセージで常に下ネタや猥褻な言葉を言ってくる
- マッチングしたばかりなのにすぐに会おうとしてくる
- 「本当に可愛いね」「めちゃくちゃタイプ」など、外見のことばかり褒めてくる
- 「今夜会える?」と突然誘ってくる
メッセージや電話をしているときに、「なんか軽いな」「真剣に出会いを探していなさそう」と少しでも感じるなら、距離を置くことをおすすめします。もし、初デートでホテルに誘われたり一気に距離を縮めてきたりする人に出会ったら、はっきりと断るようにしましょう。
既婚者
マッチングアプリには、既婚者が紛れている場合もあります。アプリによっては既婚者の登録を禁止しているサービスもありますが、独身だと嘘をついて登録する人もいるため気を付けましょう。
アプリに潜む既婚者の特徴をまとめました。
- 基本的に土日は会えず、平日の夜や仕事終わりにだけ会える
- 連絡が来ない時間帯(20時以降・土日など)が決まっている
- 人が多い場所で会おうとしない
- 自宅に呼んでくれない
- 電話番号やLINEの交換を渋る
家族がいる人は、連絡を取れる時間帯や会える曜日が決まっているケースが多い傾向です。また、何度もデートして親密な関係になっているのに、連絡手段を限定したり、自宅に呼んでくれなかったりという人も怪しいでしょう。
「この人既婚者かも?」と感じたときは、すぐに連絡を断ってください。相手の家族に訴えられてしまう可能性があるからです。相手が既婚者だと知らずに交際し、相手の配偶者に訴えられた例を紹介します。
私は独身女性です。
一年前にマッチングアプリで知り合ってお付き合いした男性が既婚者でした。
独身だと嘘をつかれていました。
既婚者と知ってから、離婚調停が決まったと聞いたため、その後3週間ほど交際を続け別れています。
独身と騙されていた時から別れるまで、2ヶ月にも満たない交際期間でした。
別れてしばらくしてから、元彼の奥さんから弁護士を通して、夫婦関係が破綻し離婚に向けて別居している、300万の慰謝料を請求する内容の通知書が来ました。
弁護士ドットコム
このように、自分が騙されていた側だとしても、相手の家族に訴えられてしまうケースもあります。職場や最寄り駅など、個人が特定される情報を明かしたがらない人も「既婚者の可能性があるかも」と疑うのが賢明です。
投資詐欺師・結婚詐欺師
投資詐欺師や結婚詐欺師のような危険人物が、マッチングアプリに潜んでいることもあります。投資詐欺師とは「〇〇するだけで10万円稼げるよ。興味ない?」のような言葉で、投資や副業に勧誘してくる人です。
詐欺師は「簡単にお金を稼げる」といった言葉で近づいてきますが、はじめに高いお金を請求されたり〇円預けてほしいと言われたりします。そのお金が返ってくる保証はないため、信頼できない相手にお金を預ける行為はNGです。
また、「結婚しようね!」「早く結婚したい」と積極的に距離を縮めたうえでお金を騙し取る、結婚詐欺師にも気を付けましょう。交際に発展して結婚の話がでた途端「実は親に多額の借金があって困っている。援助をしてくれないか?」と助けを求めてくるケースもあるようです。
このような詐欺師は、出会ったばかりなのにお金に関する話題をだしてくる特徴があります。アプリ上で出会った相手にお金に関する話をされたら、要注意人物だと疑ったほうが良いでしょう。
ぼったくり店へ誘導してくる人
ぼったくり店へ誘導してくる要注意人物にも注意しましょう。ぼったくり店へ誘導してくるのは、そういった店舗の手先になっている女性(サクラ)が多いです。
お店の従業員と女性会員が同じ詐欺グループに所属しており、男性会員に高額請求させる目的でマッチングアプリに登録しています。デートの予定を決める際、女性は初めて行くふりをして仲間が経営するお店に男性を連れて行き、高額なお金を請求する手口が一般的です。
宗教やマルチ商法へ勧誘してくる人
宗教やマルチ商法への勧誘目的でマッチングアプリを利用している人に出会う可能性もあります。宗教やマルチ商法へ勧誘してくる人は、「私もやってるから大丈夫」「みんな幸せになっているよ」等とアピールし、安全性を騙って誘うのが常套手段です。
仮にマルチ商法に誘われた場合、闇バイトの斡旋や、安全とはいえないルートで得た仕事を紹介される可能性もあるため要注意です。恋愛以外の話を積極的にしてくる異性と連絡したり、関わったりするのは避けるのが賢明でしょう。
マッチングアプリで危ない目に合った口コミや体験談
安全にマッチングアプリを利用していい出会いを見つける人がいる一方、トラブルや危ない目に合ってしまう人もいます。
ここでは、マッチングアプリを実際に利用した人が危ない目に合った口コミや体験談を紹介します。「実際にこんな人がいるんだ」「こんな体験をした人もいるんだ」とわかれば、事前にリスクを回避するヒントを得ることができます。
体験談①お金をぼったくられた
同期、マッチングアプリで18万ぼったくられた俺があれだけ注意喚起したのに7万ぼったくられたらしい
X
彼女ができまして、副店長にも受かりまして、人生快調です
前の彼女と別れて始めたマッチングアプリで出会った女にぼったくりバーで70万ぼったくられたけど、人生がやっと好調してきました〜
と聞いて欲しかったので、ご報告を☺︎
X
先日マッチングアプリでマッチした女の子と飲むことになり、その子が友達がおすすめしてるバーに行きたいっていうので面白半分でついていってしっかりとぼったくられました。
Yahoo!知恵袋
SNS上などには「アプリを利用していたらお金をぼったくられた」という口コミが多数あります。こうした被害に遭うのは男性会員が多い傾向です。お金をぼったくられるのが心配な男性は、自分の行きつけのお店や自分で予約したお店でデートしましょう。
また、女性がお店を指定してきた際に「〇〇のお店でもいいかな?」と、ほかのお店を提案して反応を窺うのも効果的です。自分が指定するお店にしか行きたがらない場合、その女性は詐欺グループの一員の可能性が高いといえます。
体験談②マッチング相手が既婚者だった
フルネーム聞いてたから
何気なくFacebookみちゃって
そしたら普通に既婚者だった、、
マッチングアプリやるなってまじで😭😭😭😭😭😭😭😭
X
マッチングアプリ、既婚者多すぎませんか( ; ; )
たまたまマッチングアプリで知り合った人がインスタのおすすめ欄でてきて見るからに既婚者でした。
他にも既婚者ぽい方が多く驚いています。
子供と写った写真を載せていて姪っ子甥っ子と言っていたのに、数日後に話すと兄弟いないよ!とか。
マッチングアプリってこんなもんなのでしょうか?
Yahoo!知恵袋
マッチングアプリで出会った相手をほかのSNSで発見したり、やり取りの中で既婚者だと気付いたり…という体験談も多く見つかります。実際、筆者の周りにも配偶者に隠れて出会い系のサービスを使用している人間はいるので、誰しもが遭遇する可能性の高い事例だと考えます。
体験談③宗教や投資詐欺に勧誘された
マッチングアプリで会った人に競馬投資詐欺に勧誘されたで
X
今、マッチングアプリで会って写真と別人で宗教の勧誘でした。
アプリに違反者として通報したので利用停止になると思います。
綺麗に化粧して前日から用意して行ってるので期待があっただけ、がっかり感も大きいです。
Yahoo!知恵袋
魅力的だと思っていた相手に宗教や投資に誘われ、ショックを受けた人も多数いるようです。何度もメッセージを重ねていざデートし、恋愛以外の話をされたら悲しくなります。
宗教や投資に誘われたら「運が悪かった」と思って接触を断ち、切り替え、次の出会いを探しましょう。
【要チェック!】マッチングアプリでトラブルに巻き込まれた場合の対処法
マッチングアプリ上でトラブルに巻き込まれた、もしくは巻き込まれそうという方は、ケースによって以下の対処を考えましょう。
- トラブル相手との接点がまだ少ない → 「ブロック機能」等で接触を断つ
- アプリ上で実害を受けた → アプリ運営元への相談や通報をする
- アプリ外でも被害が起きた → アプリ運営元に加えて警察や弁護士への問い合わせ
まず初めに、「不快な気持ちになった」「怪しいアプローチを受けた」…といった程度の、マッチ相手から軽い接触しか受けていないケースにおいては、ヘタに事を荒立てるよりも接点を切ってしまったほうが良いでしょう。
しっかりと接点のある相手から実害を被った場合においては、アプリの運営元への早期のコンタクトが不可欠です。不正ユーザーに対する警告や強制退会などの対処で片の付く場合もあるでしょう。もし、「お金を騙し取られた」「個人情報を盗られた」といった、アプリ運営会社の責任能力を超えるトラブルに遭ってしまった場合は、警察や弁護士への相談が必要になります。
また、トラブルに巻き込まれないための対処法もチェックしておきましょう。マッチングアプリでの出会いに不安を感じている方は、以下のポイントを頭の片隅に入れておいてください。
- 違和感を感じる相手とは直接会わない
- 人目の多い場所で会うようにする
- 金銭に関する話をされたら通報・ブロックして連絡を絶つ
- 不用意に連絡先や個人情報を教えない
リスクばかりではない!危険性の低いマッチングアプリの見分け方
危険性の低いマッチングアプリを見分けて登録することが、アプリで安全に出会いを探すために大切です。ここでは、危険性の低いマッチングアプリの見分け方や要件を紹介します。
運営元(企業)の記載がある
アプリの公式サイトに、運営元(企業)の記載があるかどうか確認しましょう。個人運営や日本語対応していない海外のアプリを利用すると、問題が起きた際に対処や補償をしてもらえない可能性があるからです。
登録を悩んでいるマッチングアプリの運営元を調べ、どのような企業が運営しているのか確認したうえで登録するのがおすすめです。
「インターネット異性紹介事業届」を提出している
「インターネット異性紹介事業届」とは、マッチングアプリを運営する企業が警察に提出しなければならない書類のことです。インターネット異性紹介事業届を提出している企業だけが、インターネット上で男女が出会うサービスを提供できると決まっています。
インターネット異性紹介事業の4要件
異性交際希望者への役務提供
異性交際に関する情報をインターネット上の電子掲示板に掲載するサービスを提供していること。公衆閲覧性
不特定又は多数の者が閲覧できること。相互連絡性
電子メール等を利用して相互に連絡することができるサービスであること。反復継続性
インターネット異性紹介事業とは | 警視庁
有償、無償を問わずサービスを反復継続して提供していること。
届け出を提出し認可を受けているマッチングアプリは、公式サイトやアプリ上に「インターネット異性紹介事業 届出済み(登録番号:〇〇〇〇)」と記載があります。届出に関する記載がないアプリは、警察の許可を得ずにサービスを提供している、ルールを守っていない企業が運営しているなどの可能性があります。
会員が安心して利用できる対策をしていないと考えられるため、届出をしていないアプリには登録しないほうが良いでしょう。
「プライバシーマーク」を取得している
「プライバシーマーク」は個人情報を適切に管理・保護してサービス運営をしている企業を証するマークです。
プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に準拠した「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に基づいて、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。
プライバシーマーク®制度
プライバシーマークの取得には数十~数百万円ほどの費用をかけて申請する必要があるため、安全なサービス運営に力をいれている企業がどうか、判断する指標の1つになるでしょう。
登録時に本人確認証の提出を義務付けている
登録時に本人確認証の提出をしないと異性とメッセージ交換できないアプリは、安全性が高い傾向です。なりすましや犯罪行為を目的とする人が少ないと考えられるからです。
なかには、年齢確認だけで登録できるアプリもあります。しかし、年齢だけでは他人の身分証明書を借りてアプリに提出し、登録することも可能です。顔写真付きの本人確認証や、独身証明書を提出できるアプリはより危険性の低いアプリだといえます。
通報・ブロック機能がある
運営への通報や、不審に感じたユーザーの「ブロック機能」があるかどうかも、登録前に確認しましょう。要注意人物に出会った際に、すぐに運営に通報できたりブロックできたりする機能があると、安心です。
また、自分がいいねした相手だけにプロフィールを公開できるプライベートモードがあるアプリも、一定レベルで身元を保護するための安全性が高いといえます。
安心・安全な運営に取り組むおすすめマッチングアプリ10選
ここでは、「マッチングアプリは危ない」と不安を感じる方におすすめの、安心・安全な運営に取り組むアプリを紹介します。
- Goens
- Pairs
- Omiai
- ゼクシィ縁結び
- ブライダルネット
- with
- marrish
- youbride
- match
- tapple
1.Goens(ゴエンズ)
運営会社 | Goens株式会社 |
年齢層 | 50代~60代 |
月額料金 | 男性:5,000円/月(税込) 女性:無料 |
Goensは、50歳以上限定の中高年向け婚活アプリです。公的身分証明書での本人確認の徹底や、困ったことを運営会社に問い合わせできる点が、安心して利用できるポイントです。
中高年の意見をもとに作られたマッチングアプリのため、使いやすさや安全性にこだわって運営されています。大人だけの落ち着いた空間のなかで将来のパートナーを探したい中高年に、Goensはおすすめです。
2.Pairs(ペアーズ)
運営会社 | 株式会社エウレカ |
累計会員数 | 2,000万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 20代~50代 |
月額料金 | 男性:4,800円/月(税込) 女性:無料 |
Pairsは、20~40代と幅広い年齢層に人気のマッチングアプリです。累計会員数は2,000万人以上と多いですが、いずれも登録時の本人確認を義務付けています。
加えて、トラブルに関する情報提供や、相談・通報できる連絡先をまとめている「セーフティーセンター」があるのはPairsの大きな魅力でしょう。また、任意で独身証明書の提出もできます。
マッチング相手に真剣であることを伝えたい方は、独身証明書を提出してから出会いを探してみてください。
3.Omiai
運営会社 | 株式会社Omiai |
累計会員数 | 1,000万人 ※2024年7月時点 |
年齢層 | 20~30代 |
月額料金 | 男性:3,900円/月(税込) ※クレジットカード決済1カ月プラン 女性:無料 |
Omiaiは、20~30代の男女に人気の婚活向けアプリです。要注意人物の通報・ブロック機能が豊富なため、トラブルに巻き込まれる可能性を下げてくれます。
また、過去に違反通報された人にはプロフィール画面に「イエローカード」が付きます。危険人物を見分けやすいのも、Omiaiの魅力です。登録時には顔写真付きの本人確認証の提出が義務付けられているため、安全対策に力を入れているとわかるでしょう。
4.ゼクシィ縁結び
運営会社 | 株式会社リクルート |
累計会員数 | 140万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 20代~30代 |
月額料金 | 4,900円/月(税込) |
ゼクシィ縁結びは20~30代を中心に利用者がいる婚活アプリです。大手企業の「リクルート」が運営している・知名度が高く累計140万人も会員がいる、などの理由で安全性が高い傾向にあるといえます。また、男女有料のサービスであるため、温度感の高い、出会い対して真剣な会員が多いでしょう。
創業50年以上の信頼と実績を誇るリクルートグループにより、安全性を重視したサービス運営を徹底しています。
主な取り組みは以下のとおりです。◆サービス上は匿名表示で利用が可能
安心・安全な取り組みについて | ゼクシィ縁結び
◆本人・年齢確認の実施
◆厳重な個人情報の取り扱い
◆24時間体制のパトロール
ゼクシィ縁結びには、上記のような形式で安心・安全なサービス運営のための体制が作られています。また、サービス内のコンシェルジュによるデートの日程調整を利用すると、相手と直接連絡先を交換することなくデート当日を迎えられる…などの機能があります。マッチングしたばかりの相手に連絡先を教えるのが怖いという方にも、ゼクシィ縁結びはおすすめです。
5.ブライダルネット
運営会社 | 株式会社IBJ |
年齢層 | 30~40代 |
月額料金 | 5,080円/月(税込) |
ブライダルネットは20代以上の真剣婚活向けマッチングアプリです。公式データで「1年以内に結婚したいという会員が全体の85%」(※2023年9月時点))と出ており、結婚願望の高いユーザーが集まっているサービスです。
運営による基本的な監視体制や取り締まり、ガイドラインが整っているアプリです。また、男女が有料なので利用意識の高い会員が多い点と、男性は有職者しか登録できない点もブライダルネットの魅力でしょう。結婚相談所を運営する株式会社IBJが運営会社である点も、安心できるポイントです。
6.with(ウィズ)
運営会社 | 株式会社with |
累計会員数 | 800万人 ※2023年10月時点 |
年齢層 | 20代 |
月額料金 | 男性:3,600円〜 ※クレカ決済利用時 女性:無料 |
withは20代の男女を中心に人気のある恋活向けマッチングアプリで、運営による24時間のサービス監視やサポートがあります。メッセージ内容もチェックされており、1通目から個人が特定されるような内容を送受信した場合は、削除されるため安心です。
ほかのアプリでは見かけない恋愛診断を通して、内面重視の出会いを探す人が多い点も、おすすめできるポイントでしょう。楽しみながら相性の良い相手を探したい20代にwithは向いています。
7.marrish(マリッシュ)
運営会社 | 株式会社マリッシュ |
累計会員数 | 200万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 30~50代 |
月額料金 | 男性:3,400円/月(税込) 女性:無料 |
marrishは、初婚・再婚・歳の差婚など、さまざまな目的の人が集まるマッチングアプリです。「声のプロフィール(※プロフィールに自分の声を登録できる独自機能)」やアプリ内通話を利用すれば、直接会う前に相手の雰囲気を知ることができます。
マッチング相手について時間をかけて知り、少しずつ距離を縮めたい方は、marrishでの出会い探しが向いているでしょう。バツイチやシンママへの待遇も厚く、相手の婚姻歴を気にしない会員も多い傾向です。
8.youbride(ユーブライド)
運営会社 | 株式会社IBJ |
累計会員数 | 260万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 30~50代 |
月額料金 | 4,500円/月(税込) |
youbrideは、アラサー・アラフォー向けの真剣婚活アプリです。結婚相談所を運営する株式会社IBJのアプリのため、サービスの信頼度が高いといえます。約70%が6ヶ月以内に成婚しているデータ(※2023年9月現在)から、真剣度の高い会員が多いとわかるでしょう。
youbrideでは運営がプロフィール写真のチェックや、悪質な会員の強制退会などをおこなってくれます。シンプルで使いやすい仕様のため、マッチングアプリ初心者の中高年にもおすすめです。
9.match(マッチドットコム)
運営会社 | Match.com Global Services Limited |
累計会員数 | 200万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 30~50代 |
月額料金 | 5,000円/月(税込) |
matchは、30代・40代におすすめの大人向け婚活アプリです。男女同額かつ、ほかのアプリと比較すると料金が高い傾向のため、利用意向の低い人や要注意人物は少ないと考えられ、運営による監視体制や不審点の報告フローに関しても整備されています。
Matchでは会員の皆様に安心・安全にサービスをご利用いただけるよう尽力しています。
24時間監視をおこないサービスの品質を維持しながら、会員の皆様にも不審点を報告していただける機能を用意しています。
不審なプロフィールや不適切な行為を見かけたら、プロフィールやメッセージに表示されている三点リーダーをクリックし、「不審点を報告」リンクからご報告ください。
「不審点を報告」リンクから報告できない場合は、カスタマーケアに直接ご報告いただくことも可能です。
match
matchは海外発祥のアプリですが、日本版は日本の企業が管理しています。そのため、問い合わせにも日本語で対応してくれるのは嬉しいポイントです。プロフィールの検索項目が豊富なので、生活スタイルや考え方の似ている相手を探しやすいでしょう。
10.tapple(タップル)
運営会社 | 株式会社タップル |
累計会員数 | 1,700万人 ※2023年8月時点 |
年齢層 | 20代~30代 |
月額料金 | 男性:4,400円/月(税込) 女性:無料 |
tappleは、東証プライム上場企業である株式会社サイバーエージェントのグループ企業が運営している、20代の会員が中心の恋活向けマッチングアプリです。「サクラは存在しない」と公式サイトで公表しており、また、オペレーターによる監視もある点が特徴です。
若い世代の気軽な出会い向けアプリですが、適切な事業運営を証明する「IMS認証マーク」や、個人情報を適切に管理している「TRUSTeマーク」を取得している点も安心できるポイントの1つです。
安全に出会いを探す人におすすめしないマッチングアプリ
最後に、安全に出会いを探す人におすすめしないマッチングアプリも紹介します。
以下のアプリは、恋人探しが目的ではなくても利用できるとアプリが公表しているため、ヤリモクや遊びで利用する人が多い傾向です。
- Tinder(ティンダー)
- ハッピーメール
- ワクワクメール
これらのアプリは友達作り、暇つぶしなどで利用する人もいます。真面目な出会いを求める方や結婚にフォーカスをしている方なら、避けたほうが良いアプリだと言えるでしょう。
まとめ
- マッチングアプリの利用で起きうるトラブルやリスクを解説
- アプリに潜む要注意人物や安全なアプリの選び方を紹介
- 安心・安全への取り組みがしっかりしているアプリを選ぼう
「マッチングアプリは危ない」と言われるのは、要注意人物に会った人の口コミや評判が原因かもしれません。実際にヤリモクや詐欺・投資への勧誘など、悪質な目的で登録し、アプリに潜んでいる要注意人物たちと、その被害にあった会員の方々もいます。
しかし、すべてのアプリが危険というわけではありません。安全対策を徹底しているアプリを選べば、トラブルに巻き込まれることなく出会いを探せるでしょう。本記事で紹介したアプリは比較的に安全性が高いといえますが、自分自身で要注意人物に関わらないよう注意することも大切です。
起こりうるトラブルを知っておくだけでも、危険な目に合う可能性を減らせます。本記事を参考にリスクを把握し、ぜひ気になるアプリに登録してみてください。